2016年09月 - 福岡県バスケットボールのブログ

福岡ジュニアバスケットボールクラブ
2016年09月28日 [ミニバス 福岡]
あるある!! ミニバスで【練習のための練習】になるのは・・・指導者の責任&父兄の見抜く目!!

「前回負けたチームはこれだけの練習をしているのだから、勝つにはもっと練習の量を増やすしかない!」と練習の量にこだわり「練習量を増やせばそれだけの成果が上がる」と信じて疑わない監督やコーチなどの指導者がミニバスチームには・中学校部活指導者に多くいる。
練習の量にこだわる指導者は1日の練習の内容を事細かに決め、選手になんとしてもそれをクリアさせようとすることがあるが、これは練習の本来の目的である「選手の力を伸ばす」という部分が置き去りになり、「練習量をこなすための練習」になっていると言えないだろうか?
指導者が練習量をこなすための練習を設定してしまえば、選手たちも練習のための練習をおこなわざるを得なくなり、練習をたくさんしているはずなのに勝てないチームとなってしまう・・・
こんな光景を父兄の皆様も良く見受けられるのではないでしょうか・・・(笑)
そこで今回は指導者が練習を考えるときに注意すべきポイントを紹介!!

「練習のための練習」を防ぐために注意すべきポイント

とにかく練習量にこだわる指導をした場合、最初こそ選手たちも指導者の指示に従って練習に取り組むものの、連日の練習ボリュームに心が折れて惰性で練習をこなすようになってしまう。そうならないためにも以下のポイントをしっかり注意しよう。

練習内容を考えるときの原点に立ち戻る!!

練習を考えるときに大切なのは

「何のために、何をどのようにする練習をどれだけやるか」

ということ。
これが練習や筋力トレーニング、持久力トレーニングをやるときに最低限指導者が考えるべきテーマだ。練習のための練習になってしまうのは、このなかでも「どれだけ」の部分にしか焦点をあてていないことが原因。
「どれだけ」は今までの内容を変えずとも簡単に練習の強度を変えることができるため、指導者はある意味安心して変えられるポイント。しかしこの「どれだけ」を変えるだけではただ惰性によって練習メニューを決めているだけになる。
今までと違う結果を求めるなら原点である「何のために、何をどのようにする練習をどれだけやるか」を徹底的に考えてほしい。

「何のために」を選手と共有する

「何のために」、つまり目的を選手と共有するのは、選手が惰性で練習に取り組んでしまうことを防ぐためにも有効であり大切なこと。
「何のために」今の練習をやっているのかがわかれば、選手自身が練習に対して意識すべきことや注意点を考えることができ、指導者が全て指示しなくても臨機応変に目的にそって動くことができるため、練習の効率も上がる。
また、どんなキツい練習でも「何のために」という目的が明確であれば、「これは意味がある練習だ」とやる気を持ち信じて続けることができる。

しかし、ミニバスの指導者と選手の関係性は、指導者の言いなりで、言われたとおりやっているという、まさにロボット選手ばかりが現状である。
セルフ(自身)で考え目的を持って行動することが出来ない、そのような思考性が養われない環境下で多く育つ?!育てているので、小学生で強いチームも言いなりが出来ない中学生指導者の下では、みるも無残な結果に・・・
よくありますよね・・・

量だけの練習にならないように

量だけに重きをおいた「練習のための練習」をしてしまうと、いざ試合の場面になったときに練習の疲労が抜けていなかったり、度重なる練習によってけがが発生し、思うようなパフォーマンスを出せず「たくさん練習したのに負けた」という結果になってしまう。
選手たちのやる気を維持し、けがなどで未来を奪わないためにも指導者は練習内容に関して徹底的に考え抜いてほしい。
また、父兄の皆様も子供と今日一日を振り返る際には、練習メニューにて、何をどのように活かせるか・・・を確認することが大切ですよね!!

走らされてばかりの競馬馬(競走馬)のような子供・練習にならないために・・・

ミニバス&中学校部活の練習メニュー、指導者スタンスの【あるある】でした・・・(笑)

これより、チーム・指導者選択はとても重要なのがわかりますよね!!
単に、家から近いから・友達がいるから・学童の様な子供を預かって頂けるから・熱心な指導者がいるから・・・という安易な落とし穴がそこに・・・(^^)


2016年09月27日 [ミニバス 福岡]
琉球ゴールデンキングス・トヨタアルバルク東京から見る基礎の大切さを・・・

先週、待ちに待った【Bリーグ】が開幕しました!!
琉球ゴールデンキングス・トヨタアルバルク東京のファンを始め、多くのバスケファンが待ちに待った開幕戦でした!!

初戦は、得点の結果だけをみれば、あと少しと思う方も多いと思いますが、バスケをされていた方なら既にお分かりでしょうね!!

・ボールハンドリング

・フィジカルなコンタクト(ボール間際のデイフェンスの寄り)

の圧倒的な違いを・・・

これってどういうこと・・・!?

先ずは幼少期(小学生)のウチから、指先をしっかりと使うボールハンドリングのプログラムをしているかということ・・・
地道な練習ですが、ここの継続がプロになっても大きく左右することは、ほとんどの指導者は理解できていないのが現実。
だから、走るばかりの「陸上部か・・・?!(^^)」と皮肉を言わざるを得ない練習プログラムしか出来ていないのが多くのミニバス・中学校部活のチーム練習・指導者が組むカリキュラムなんですよね・・・
ただ、ツーメン・スリーメンなっかりの・・・(笑)

そして、フィジカルなコンタクトの練習なんて一切しないんですよね・・・
いやいや、出来ないんですよね、なぜなら、その現状把握をしていないことと、それをクリアすべく実戦形式のトレーニングプログラム方法が分からないのですから・・・

なので走るだけとか、コーンを置いてドリブルをするだけ・・・なんてトレーニングばっかりなんですよね・・・

これでは、言わば小手先だけのバスケテクニックだけで、本当にバスケのトップアスリートとしての成長プログラムが組めていない、期待できないのが現状ですね!!

残念ながら・・・

そんな現状へお子様を導くのではなく、多感で好奇心旺盛な時期の小学生・中学生のお子様へ、是非とも適切なプログラムで更なるスキルアップを図って頂きたいと、当クラブは切に願います。

先ずは当クラブの無料一日体験へ来館して下さい。
スタッフ一同、やる気のあるお子様の来館を楽しみにお待ちしております。

お申込・お問い合わせはお気軽にホームページまたは下記連絡先までどうぞ!!
運営事務局
080−8851−0859

2016年09月22日 [ミニバス 福岡]
10月よりの入会へ向けて、無料一日体験募集中!!

10月よりの新たなスタートへ向けて、9月の無料一日体験を募集中です。
もちろん、10月に入ってからでも無料一日体験は受け付けております。

来年は試合の中心選手となるミニバス選手を始め、新たにバスケをスタートしようと思っている小学生・未就学児、お気軽に無料一日体験にお越し下さいね!!

ホームページのスケジュールをご覧頂き、ご都合の宜しい日程にお越し下さいね!!
現在もたくさんの方々が、無料一日体験のお申込を頂いております。

お申込はホームページまたは下記連絡先までどうぞ。
運営事務局
080−8851−0859

2016年09月21日 [ミニバス 福岡]
目先の結果を求めすぎず、先(将来)を見据えて・・・

最近、小学生のバスケ(ミニバス)の試合を観たり、指導者や父兄と意見交換したり、父兄の子供に対する姿勢を見ていると、つくづく感じ・思うことがある。

何でそんなに目先のことばかり考えているのかと・・・

子供のカラダの成長は、早熟のお子様もいれば晩熟のお子様もいる。
小学生の段階では、このカラダの差は非常に大きい。
これは誰も否定できるものではないでしょう。

もちろん、早熟のお子様がチームを引っ張り、活躍するのは当然のことである。
また、晩成のお子様は、カラダが未発達なので、当たりやバランス、スピードやパワーにおいて成熟の選手と比較し、パフォーマンスを同レベルにするのは正直、厳しい・・・
それをあたかも同じ基準・水準で比較し、プレイを指導者目線、父兄目線で比較し、劣っている点に罵声を浴びせるのは、いかがでしょうか?
それは晩成の子供は自分で好んで晩成の成長を求めているのではないので、ある意味、可愛そうな環境ですよね・・・
そう、本当の指導者は、その子供のカラダの発育をしっかりと見極め、練習でも同様の負荷をかけずのプログラムを提供すべきである。
これをほとんどの小学生バスケ(ミニバス)の指導者は実施しないので、晩熟の子供は一定の段階でカラダが壊れ、その後の成熟期へ入る前で既にカラダが悲鳴を上げ、最悪な結末に・・・

どうぞ、父兄の皆様、目先の勝利・活躍に子供を父兄(指導者)の喜怒哀楽の道具に使わないで下さい。
晩成のお子様は、3年・5年・10年先の心身ともに大切な成長をサポートする一番の目的でのスポーツ・バスケ(ミニバス)を楽しんでプレイできること、これを一番に求めますね・・・

ジュニアユース期におけるスポーツ活動や能力は成長特性に大きく影響されます。これは選手自身の努力では何ともし難い理不尽なことです。
しかし、自身の成長特性をしっかりと理解し、目先の結果を求めないことが肝要です。
特に晩熟型の選手は腐ることなく、じっくりと自身を熟成させる考え方が必要です。そしてスポーツ活動を余暇として捉えてゆるく、自分のペースで進みましょう。
兎と亀の競争は兎には兎の走り方、亀には亀の歩み方があります。亀は兎の走り方をまねできません、しかし兎も同様なのです。保護者・指導者の方も子どもの成長を見守りましょう。
現在のチーム・指導者・環境に少しでの不安・悩みがある際は、どうぞお気軽に当クラブへ相談・お話をしにきて下さいね。
何かヒントがあるかもしれませんよ(^^)

無料一日体験も募集中です!!
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運営事務局
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2016年09月13日 [ミニバス 福岡]
父兄の立ち位置・指導者の立ち位置とは・・・

なぜ・なんのためのトレーニングなのか。はっきりさせると取り組み方も変わる。

「なぜ」「なんのために」トレーニングをするのかがはっきりしていて、選手にもわかりやすく伝えてくれる、これが選手が納得してトレーニングができる要素です。
チーム全員が同じ方向を向くように心がけていることとは・・・
チームに多数の選手がいる中で、試合に出られるのは5人。レギュラーはそんなに文句は言わないですが、控えメンバーは何かしら不満があるでしょう。
でも試合でいい結果が出れば、納得して同じ方向を向いてくれる選手が増えていくはず。チームをひとつにするという意味でも、いい結果を出すことを心がけています。
あとは、コーチ陣やスタッフと密に情報共有すること。選手は監督には遠慮して話さないことを、コーチには話しているということもありますから・・・
たとえば、どこか痛くてケガしそうなときに「大丈夫か」って聞かれたら、監督には弱みを見せたくなくて「大丈夫です」ってつい言っちゃいますよね(笑)。でもメディカルでは素直に「痛い」と言える。
監督よりコーチ陣の方が本音を引き出せるということは多々あります。それを漏れなく把握するということも意識しています。
勝って兜の緒を締めよ。負けたときには「ほめる指導」を!!

選手のモチベーションを上げるためにしていることは・・・
基本的に、負けたときよりも勝ったときほど強い要求をします。勝ったときは選手も気持ちよくなっていて、少々きついことを言われても聞く耳を持って、気持ちよく修正できるからです。

逆に負けたときは、「負けたけれどできていたこと」を探してほめるようにしています。修正点ばかり挙げると、選手としては敗因を責められているように聞こえてしまうので、あえてきつく言いません。その方が気持ちの切り替えがしやすいんです。
それから、ミーティングで具体的な目標設定やデータを出すこと。
たとえば守備について「去年は特定の展開からの失点が多かったから、今年は減らしていこう」と取り組んでいるとして、実際に失点が減っていることをデータで見せてあげれば、モチベーションが上がりますよね。
ぶれないことも大切。試合中も、結果が伴わないときも、自分たちのやっていることは間違っていないと信じて、ぶれずに判断しなければいけない。監督が迷っていると選手も迷ってしまいますから。
子どもへの指導は難しい。ジュニア指導者は、ぶれないポリシーを持つことが大切!!
子どもたちへメッセージ・・・
とにかく、バスケを好きになって、楽しんでほしいということに尽きますね。楽しければ、きつい練習もできると思いますから・・・
――子を持つ父兄として、バスケをやっている子にしてあげられることとは・・・
子どもが自分からバスケを好きになって積極的になれるように、そばについて環境を整えてやること。
あとは、監督やコーチみたいにならないこと。それは父兄の仕事ではないし、親が口を出すとろくなことにならないです、本当に・・・
もちろん、そういう方針で子どもが成長する例もあるとは思いますが、それはまれなケースです・・・

指導者とは・・・
子どもに教えるというのは、一番難しいんじゃないかと思います。プロはある程度の技術があって、大人としての対応もできるけれど、ジュニアチームにはいろんな子がいますから。
飽きさせずにトレーニングさせなければいけないし、人によってレベルも大きく違う。その中で勝利だけを求めるのか、技術を追及するのか、精神的に成長させることを重視するのか...
いろんな方法がありますよね。
プロは結果がすべてで、結果が出なければクビなのでわかりやすいですが、子どもの指導はそんなに単純ではない。指導者に正解はないですが、どんな方法がいいのかを自分で探って、ポリシーを持って教えていかなければいけないと思います。
いろんな指導があって当然ですが、指導者の方々には、バスケを好きになってくれる子が増えるような指導をしていただけたら。バスケ人口が減ってきているいる現状、やめてしまったり埋もれていたりする選手はたくさんいる・・・
誰が伸びるかというのは、目印みたいなものはなくて、本当にわかりません。やめないで続けてくれれば、その中から秀でた選手もたくさん出てくると思います。

バスケを嫌いになる子がいなくなることを願っています。



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